丸の内TOEI
丸の内TOEI(まるのうちとうえい)は、東京都中央区で東映が所有する映画館。
丸の内TOEI Marunouchi Toei | |
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情報 | |
正式名称 | 丸の内TOEI(1)・(2) |
旧名称 |
(1):丸の内東映 (2):丸の内東映パラス→丸の内シャンゼリゼ |
完成 | 1960年9月19日 |
開館 | 1960年9月20日 |
開館公演 |
『海賊八幡船』 (監督沢島忠、主演大川橋蔵 (2代目)) |
収容人員 | (2館合計)871人 |
設備 | ドルビーデジタルサラウンドEX、DLP |
用途 | 映画上映 |
運営 | 東映株式会社 |
所在地 |
〒104-8108 東京都中央区銀座3-2-17 |
位置 | 北緯35度40分24.3秒 東経139度45分53.4秒 / 北緯35.673417度 東経139.764833度座標: 北緯35度40分24.3秒 東経139度45分53.4秒 / 北緯35.673417度 東経139.764833度 |
アクセス |
JR有楽町駅から徒歩約5分 東京メトロ銀座駅C6出口から徒歩約3分 |
外部リンク | https://toeitheaters.com/ |
特記事項 |
略歴 1960年:開業 1989年:丸の内東映パラスを「丸の内シャンゼリゼ」に改称 2004年:「丸の内TOEI①・②」に統一 |
概要
編集東映の現本社(東映会館)が竣工した1960年9月20日[1]に丸の内東映、丸の内東映パラス(洋画封切館、1989年に丸の内シャンゼリゼへと改称)として開館。2004年10月に現在の館名に改称。2スクリーンを備える。
東映会館が開館してから60年以上経ち、老朽化していることから2025年夏頃を目処に再開発を開始、これに伴い本劇場も閉館する予定。以降の映画興行については系列のティ・ジョイ(新宿バルト9、T・ジョイ横浜など)[2]が担うことになり、東映直営館は消滅することになる。東映の本社機能も中央区京橋2丁目の京橋エドグランへ一時移転、2029年頃にホテル・店舗を中心とした商業施設が完成予定となっている[3]。
各館の特徴
編集丸の内TOEI①
編集定員511人。東映本体の大作作品が主に上映されている。東映系チェーンのチェーンマスター。
丸の内TOEI②
編集定員360人。東映系のチェーンマスターの一つであり、東映ビデオ、ティ・ジョイといった東映グループにおける中小配給部門の作品や、ムーブオーバーの作品も上映している。元々は丸の内東映パラスとして欧米のドキュメンタリーを含めたエロ・グロ作品を中心とする展開であったが、1972年に東映洋画が設立されると洋画系のチェーンマスターになった。その後1989年3月11日に「丸の内シャンゼリゼ」へと名称を変更し上映作品の路線を変更、以降はミニシアター的な洋画が中心で末期には邦画作品も上映していた時期があった。また渋谷東急チェーンの映画作品も上映していた。
システム
編集2009年2月7日より、全席指定・定員入替制を導入した。このため、1階のチケット売場で購入できる前売券・株主券などのチケットは、当日券(日時指定券)に引き換えてから入場するシステムとなった。
また、2019年よりインターネットでチケットが購入できるシステムが導入された。
隣接するマロニエゲート銀座2地下フロアにオーケー銀座店が2023年11月に開店してからは、同店で購入した飲食物の持ち込みが可能となっている[4]。
脚注
編集- ^ 『東映の軌跡』東映株式会社、2016年3月、98頁。
- ^ 会社案内PDF、東映株式会社、12頁
- ^ “東映、1960年開館本社ビル東映会館の再開発発表、ホテル・店舗を中心とした商業施設を建設”. 日刊スポーツ新聞社. 2024年5月15日閲覧。
- ^ OK_EDLPのツイート(1798187993423093975)