ワットルロー
フランスの都市
ワットルロー(フランス語:Wattrelos、オランダ語:Waterloo)は、フランス、オー=ド=フランス地域圏ノール県の都市(コミューン)。
Wattrelos | |
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行政 | |
国 | フランス |
地域圏 (Région) | オー=ド=フランス地域圏 |
県 (département) | ノール県 |
郡 (arrondissement) | リール郡 |
小郡 (canton) | ルーベ=エスト小郡、ルーベ=ノール小郡 |
INSEEコード | 59650 |
郵便番号 | 59150 |
市長(任期) |
ドミニク・バエル (2008年-2014年) |
自治体間連合 (fr) | fr:Lille Métropole Communauté urbaine |
人口動態 | |
人口 |
43,221人 (2009年) |
人口密度 | 3173人/km2 |
住民の呼称 | Wattrelosiens |
地理 | |
座標 | 北緯50度42分06秒 東経3度12分51秒 / 北緯50.7016666667度 東経3.21416666667度座標: 北緯50度42分06秒 東経3度12分51秒 / 北緯50.7016666667度 東経3.21416666667度 |
標高 |
平均:m 最低:16 m 最高:42 m |
面積 | 13.62km2 (3483ha) |
公式サイト | Site officiel |
地理
編集ワットルローはベルギー国境と接しており、ムスクロンおよびラノワより5km、リールより14km、ムナンより15km、コルトレイクより17km、トゥルネーより19kmの距離にある。ルーベ運河がコミューン南部を横切る。
歴史
編集ワットルローの名が初めて歴史に現れるのは11世紀である。最初の領主はアロワンという富と権力を持つ人物で、彼によってワットルロー領は分割されてヘントの聖バヴォン修道院へ寄進された。フランス革命までは、ヘント司教座が領主であった。
経済
編集ビジネスにおいてワットルローは大きな利点を持つ。交通インフラ(対ベルギーの主要道が2本)、ビジネス・パークの存在である。
ワットルローは、トゥールコワン、ルーベとともに、73ヘクタールの面積を持つゾーヌ・ド・リュニオン(fr)の一部をなす。リール東部に広がるこの一帯は、炭鉱や繊維、金属加工に従事する労働者が集中して暮らした人口密度の高い古い工業地帯である。1990年代の不況後には一面ブラウンフィールド(en、産業活動により土壌汚染が進んだ地域を指す)となってしまった。
現在は都市刷新計画に沿って環境地区を目標とし、住宅地とビジネス・エリア、広大な都市公園の建設が進められている。