8000 [prh][ja]unify the translation of "propagation" to "伝搬" (#7520) · open-telemetry/opentelemetry.io@e4b199b · GitHub
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Commit e4b199b

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[prh][ja]unify the translation of "propagation" to "伝搬" (#7520)
Co-authored-by: Masaki Sugimoto <49427230+Msksgm@users.noreply.github.com>
1 parent ee09a33 commit e4b199b

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content/ja/docs/concepts/context-propagation.md

Lines changed: 7 additions & 3 deletions
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -8,7 +8,9 @@ default_lang_commit: 9b427bf25703c33a2c6e05c2a7b58e0f768f7bad
88
コンテキスト伝搬により、[シグナル](../signals/)は、それらが生成された場所に関係なく、互いを相関させられます。
99
トレースに限ったことではありませんが、コンテキスト伝搬によって、[トレース](../signals/traces/)は、プロセスやネットワークの境界を越えて任意に分散しているサービス間で、システムに関する因果情報を構築できます。
1010

11-
コンテキストの伝播を理解するには、コンテキストと伝搬(プロパゲーション)という、2つの別々の概念を理解する必要があります。
11+
<!-- prettier-ignore-start -->
12+
コンテキストの伝搬を理解するには、コンテキストと伝搬(プロパゲーション)という、2つの別々の概念を理解する必要があります。
13+
<!-- prettier-ignore-end -->
1214

1315
## コンテキスト {#context}
1416

@@ -18,13 +20,15 @@ default_lang_commit: 9b427bf25703c33a2c6e05c2a7b58e0f768f7bad
1820
サービスBはこれらの値を使用して同じトレースに属する新しいスパンを作成し、サービスAのスパンを親として設定します。
1921
これにより、サービスの境界を越えてリクエストの完全なフローの追跡が可能になります。
2022

23+
<!-- prettier-ignore-start -->
2124
## 伝搬(プロパゲーション) {#propagation}
25+
<!-- prettier-ignore-end -->
2226

2327
伝搬は、サービスとプロセス間でコンテキストを移動させる仕組みです。
2428
コンテキストオブジェクトをシリアライズまたはデシリアライズし、あるサービスから別のサービスに伝搬される関連情報を提供します。
2529

26-
伝播は通常、計装ライブラリによって処理され、ユーザーには透過的です。
27-
手動でコンテキストを伝播する必要がある場合は[伝搬API](/docs/specs/otel/context/api-propagators/)を使用できます。
30+
伝搬は通常、計装ライブラリによって処理され、ユーザーには透過的です。
31+
手動でコンテキストを伝搬する必要がある場合は[伝搬API](/docs/specs/otel/context/api-propagators/)を使用できます。
2832

2933
OpenTelemetryはいくつかの公式プロパゲーターを保守しています。
3034
デフォルトのプロパゲーターは[W3C TraceContext](https://www.w3.org/TR/trace-context/)仕様で指定されたヘッダーを使用しています。

content/ja/docs/concepts/glossary.md

Lines changed: 4 additions & 2 deletions
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -43,7 +43,7 @@ OpenTelemetryプロジェクトでは、[データソース](#data-source)ごと
4343

4444
### バゲッジ {#baggage}
4545

46-
イベントとサービスの因果関係を確立するための[メタデータ](#metadata)を伝播するメカニズム
46+
イベントとサービスの因果関係を確立するための[メタデータ](#metadata)を伝搬するメカニズム
4747
[バゲッジ仕様][baggage]を参照のこと。
4848

4949
### カーディナリティ {#cardinality}
@@ -74,10 +74,12 @@ OpenTelemetryプロジェクトでは、[データソース](#data-source)ごと
7474

7575
いくつかの[計装ライブラリ](#instrumentation-library)[コレクター](#collector)はコア機能のセットと、ベンダーの `エクスポーター` を含む非コア機能専用のcontribリポジトリを提供しています。
7676

77+
<!-- prettier-ignore-start -->
7778
### コンテキスト伝搬(プロパゲーション) {#context-propagation}
79+
<!-- prettier-ignore-end -->
7880

7981
すべての[データソース](#data-source)が、[トランザクション](#transaction)の寿命にわたって状態を保存したりデータにアクセスしたりするための基盤となるコンテキストメカニズムを共有できるようにします。
80-
[コンテキスト伝播仕様][context propagation]を参照。
82+
[コンテキスト伝搬仕様][context propagation]を参照。
8183

8284
### DAG {#dag}
8385

content/ja/docs/concepts/instrumentation/libraries.md

Lines changed: 6 additions & 6 deletions
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -169,13 +169,13 @@ OpenTelemetry が使用しているネットワーククライアントのトレ
169169
- ライブラリーを計装し、個々のネットワークトライをトレースしましょう。
170170
- スパンを使ってこれらの呼び出しをトレースすると、非常に冗長になりますか、それともパフォーマンスに顕著な影響を与えますか。
171171
- 冗長性やスパンイベントにはログを使いましょう。ログは親(パブリックAPIコール)に関連付けられ、スパンイベントはパブリックAPIスパンに設定されるべきです。
172-
- スパンである必要がある場合(ユニークなトレースコンテキストを伝送し、伝播するため)、設定オプションで指定するようにさせ、デフォルトでは無効にしましょう。
172+
- スパンである必要がある場合(ユニークなトレースコンテキストを伝送し、伝搬するため)、設定オプションで指定するようにさせ、デフォルトでは無効にしましょう。
173173

174174
OpenTelemetryがすでにネットワーク呼び出しのトレースをサポートしているのであれば、おそらく、それを複製する必要はないでしょう。
175175
以下のように例外もあります。
176176

177177
- 自動計装が特定の環境で動作しない場合や、ユーザーがモンキーパッチに懸念を持つ場合でも、ユーザーをサポートする場合
178-
- 基礎となるサービスとのカスタムまたはレガシー相関およびコンテキスト伝播プロトコルを有効にする場合
178+
- 基礎となるサービスとのカスタムまたはレガシー相関およびコンテキスト伝搬プロトコルを有効にする場合
179179
- 自動計装ではカバーされない、必要なライブラリまたはサービス固有の情報でRPCスパンを充実させる場合
180180

181181
重複を避けるための一般的なソリューションは現在作成中です。
@@ -202,7 +202,7 @@ OpenTelemetryがすでにネットワーク呼び出しのトレースをサポ
202202
### コンテキストの抽出 {#extracting-context}
203203

204204
もしあなたがウェブフレームワークやメッセージングコンシューマーのようなライブラリやサービスなどの上流の呼び出しを受信するような仕事をしているなら、受信するリクエストまたはメッセージからコンテキストを抽出してください。
205-
OpenTelemetryは `Propagator` APIを提供していて、これは特定の伝播基準を隠して、トレースされた `Context` をワイヤーから読み取ります。
205+
OpenTelemetryは `Propagator` APIを提供していて、これは特定の伝搬基準を隠して、トレースされた `Context` をワイヤーから読み取ります。
206206
単一のレスポンスの場合、ワイヤー上のコンテキストは1つだけです。これはライブラリが作成する新しいスパンの親になります。
207207

208208
スパンを作成した後、スパンをアクティブにすることで、新しいトレースコンテキストをアプリケーションコード(コールバックまたはハンドラー)に渡してください。
@@ -264,7 +264,7 @@ try (Scope unused = span.makeCurrent()) {
264264
下記のようにコンテキストを伝搬させる必要がない例外もあるかもしれません。
265265

266266
- 下流のサービスはメタデータをサポートしていないか、未知のフィールドを禁止している。
267-
- 下流のサービスが相関プロトコルを定義していない。将来のバージョンで、コンテキスト伝播をサポートの追加を検討してください
267+
- 下流のサービスが相関プロトコルを定義していない。将来のバージョンで、コンテキスト伝搬をサポートの追加を検討してください
268268
- 下流のサービスは、カスタム相関プロトコルをサポートしている。
269269
- カスタムプロパゲーターでベストエフォートで対応している。互換性があればOpenTelemetryトレースコンテキストを使用するか、スパンにカスタム相関IDを生成して埋め込みましょう。
270270

@@ -274,9 +274,9 @@ try (Scope unused = span.makeCurrent()) {
274274
- ライブラリーにコンテキストの概念がある場合、アクティブスパンに加えて、任意で明示的なトレースコンテキストの伝搬をサポートしましょう。
275275
- ライブラリが作成したスパン(トレースコンテキスト)を明示的にコンテキストに置き、そのアクセス方法をドキュメント化しましょう。
276276
- ユーザーが自分のコンテキストにトレースコンテキストを渡せるようにしましょう。
277-
- ライブラリ内で、トレースコンテキストを明示的に伝播させましょう。コールバック中にアクティブなスパンが変更される可能性があります。
277+
- ライブラリ内で、トレースコンテキストを明示的に伝搬させましょう。コールバック中にアクティブなスパンが変更される可能性があります。
278278
- パブリックAPIの上のユーザーからアクティブなコンテキストをできるだけ早く取得し、それをスパンの親コンテキストとして使用します。
279-
- コンテキストを受け渡し、明示的に伝播されたインスタンスに属性、例外、イベントを埋め込みます。
279+
- コンテキストを受け渡し、明示的に伝搬されたインスタンスに属性、例外、イベントを埋め込みます。
280280
- これは、スレッドを明示的に開始したり、バックグラウンド処理を行ったり、その他、使用する言語の非同期コンテキストフローの制限によって壊れる可能性がある場合に不可欠です。
281281

282282
## 追加の検討事項 {#additional-considerations}

content/ja/docs/concepts/observability-primer.md

Lines changed: 1 addition & 1 deletion
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -98,7 +98,7 @@ I, [2021-02-23T13:26:23.505892 #22473] INFO -- : [6459ffe1-ea53-4044-aaa3-bf902
9898

9999
### 分散トレース {#distributed-traces}
100100

101-
一般的に**トレース**として知られている**分散トレース**は、マイクロサービスやサーバーレスアプリケーションのようなマルチサービスアーキテクチャを伝播するリクエスト(アプリケーションまたはエンドユーザーによって行われる)が辿った経路を記録します。
101+
一般的に**トレース**として知られている**分散トレース**は、マイクロサービスやサーバーレスアプリケーションのようなマルチサービスアーキテクチャを伝搬するリクエスト(アプリケーションまたはエンドユーザーによって行われる)が辿った経路を記録します。
102102

103103
トレースは1つ以上のスパンで構成されます。
104104
最初のスパンはルートスパンを表します。

content/ja/docs/concepts/signals/baggage.md

Lines changed: 5 additions & 5 deletions
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@@ -12,12 +12,12 @@ OpenTelemetryでは、バゲッジ(Baggage)はコンテキストの隣にあ
1212

1313
## 例 {#example}
1414

15-
バゲッジは、トレースで、サービス間で追加データを伝播するためによく使用されます
15+
バゲッジは、トレースで、サービス間で追加データを伝搬するためによく使用されます
1616

1717
たとえば、リクエストの最初に `clientId` があるとします。
1818
しかし、そのIDをトレース内のすべてのスパン、別のサービスのいくつかのメトリクス、そして途中のいくつかのログで利用できるようにしたいとします。
19-
トレースは複数のサービスにまたがる可能性があるため、 `clientId` を多くのサービスにコピーすることなくデータを伝播する方法が必要です
20-
`clientId` をコードベースのあちこちにコピーすることなく、そのデータを伝播する方法が必要です
19+
トレースは複数のサービスにまたがる可能性があるため、 `clientId` を多くのサービスにコピーすることなくデータを伝搬する方法が必要です
20+
`clientId` をコードベースのあちこちにコピーすることなく、そのデータを伝搬する方法が必要です
2121

2222
[コンテキスト伝搬](../traces/#context-propagation)を使用して、これらのサービス間でバゲッジを渡すことで、 `clientId` を追加のスパン、メトリクス、またはログに追加できます。
2323
さらに、計装は自動的にバゲッジを伝搬してくれます。
@@ -29,7 +29,7 @@ OpenTelemetryでは、バゲッジ(Baggage)はコンテキストの隣にあ
2929
バゲッジは、通常リクエストの開始時にのみ利用可能な情報を、さらに下流に含めるために使用するのが最適です。
3030
これはたとえば、アカウント識別子、ユーザーID、製品ID、オリジンIPのようなものを含められます。
3131

32-
バゲッジを使ってこの情報を伝播することで、バックエンドのテレメトリーをより深く分析できます。
32+
バゲッジを使ってこの情報を伝搬することで、バックエンドのテレメトリーをより深く分析できます。
3333
たとえば、データベース呼び出しを追跡するスパンにユーザーIDのような情報を含めると、「どのユーザーがもっとも遅いデータベース呼び出しを経験しているか」のような質問に、より簡単に答えられます。
3434
また、下流の操作に関する情報をログに記録し、同じユーザーIDをログデータに含めることもできます。
3535

@@ -40,7 +40,7 @@ OpenTelemetryでは、バゲッジ(Baggage)はコンテキストの隣にあ
4040
機密性の高いバゲッジのアイテムは、サードパーティのAPIなど、意図しないリソースと共有される可能性があります。
4141
これは、自動計装が、サービスのネットワークリクエストのほとんどにバゲッジを含むためです。
4242
具体的には、バゲッジやトレースコンテキストの他の部分はHTTPヘッダーで送信されるため、ネットワークトラフィックを検査する誰もがそれを見ることができます。
43-
トラフィックがネットワーク内で制限されている場合は、このリスクは適用されないかもしれませんが、下流のサービスがバゲッジをネットワーク外に伝播する可能性があることに留意してください
43+
トラフィックがネットワーク内で制限されている場合は、このリスクは適用されないかもしれませんが、下流のサービスがバゲッジをネットワーク外に伝搬する可能性があることに留意してください
4444

4545
また、バゲッジのアイテムがあなたのものであることを確認するための完全性チェックは組み込まれていません。そのため、読み取る際には注意が必要です。
4646

content/ja/docs/concepts/signals/traces.md

Lines changed: 3 additions & 0 deletions
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -146,7 +146,10 @@ OpenTelemetryでのトレースがどのように機能するかを理解する
146146

147147
## コンテキスト伝搬 {#context-propagation}
148148

149+
<!-- prettier-ignore-start -->
149150
コンテキスト伝搬(プロパゲーション)は、分散トレースを可能にする中心となる概念です。
151+
<!-- prettier-ignore-end -->
152+
150153
コンテキスト伝搬を使用すると、スパンがどこで生成されたかに関係なく、スパンを相互に関連付け、トレースとして組み立てられます。
151154
このトピックについては、[コンテキスト伝搬](../../context-propagation)の概要を参照してください。
152155

content/ja/docs/languages/go/instrumentation.md

Lines changed: 3 additions & 3 deletions
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@@ -252,9 +252,9 @@ if err != nil {
252252
### プロパゲーターとコンテキスト {#propagators-and-context}
253253

254254
トレースは単一のプロセスを超えて拡張できます。
255-
これには、トレースの識別子がリモートプロセスに送信されるメカニズムである _コンテキストプロパゲーション_ が必要です。
255+
これには、トレースの識別子がリモートプロセスに送信されるメカニズムである _コンテキスト伝搬_ が必要です。
256256

257-
ワイヤー経由でトレースコンテキストを伝播するために、プロパゲーターをOpenTelemetry APIに登録する必要があります。
257+
ワイヤー経由でトレースコンテキストを伝搬するために、プロパゲーターをOpenTelemetry APIに登録する必要があります。
258258

259259
```go
260260
import (
@@ -267,7 +267,7 @@ otel.SetTextMapPropagator(propagation.TraceContext{})
267267

268268
> OpenTelemetryはまた、W3C TraceContext標準をサポートしない既存のトレーシングシステム(`go.opentelemetry.io/contrib/propagators/b3`)との互換性のためにB3ヘッダー形式もサポートしています。
269269
270-
コンテキストプロパゲーションを設定した後は、実際にコンテキストのシリアル化を管理する舞台裏の作業を処理するために、自動計装を使用したくなるでしょう。
270+
コンテキスト伝搬を設定した後は、実際にコンテキストのシリアル化を管理する舞台裏の作業を処理するために、自動計装を使用したくなるでしょう。
271271

272272
## メトリクス {#metrics}
273273

content/ja/docs/languages/go/sampling.md

Lines changed: 1 addition & 1 deletion
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -5,7 +5,7 @@ default_lang_commit: adc4264c2926e3d767b6a56affb19fb4ae3f2a22
55
---
66

77
[サンプリング](/docs/concepts/sampling/)は、システムが生成するスパンの量を制限するプロセスです。
8-
使用すべき正確なサンプラーは特定のニーズによって異なりますが、一般的にはトレースの開始時に決定を行い、サンプリング決定を他のサービスに伝播させる必要があります
8+
使用すべき正確なサンプラーは特定のニーズによって異なりますが、一般的にはトレースの開始時に決定を行い、サンプリング決定を他のサービスに伝搬させる必要があります
99

1010
[`Sampler`](https://pkg.go.dev/go.opentelemetry.io/otel/sdk/trace#Sampler)は、次のように[`WithSampler`](https://pkg.go.dev/go.opentelemetry.io/otel/sdk/trace#WithSampler)オプションを使用してトレーサープロバイダーに設定できます。
1111

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