【1分読み切り】一見するとふつうでも、近づくと、いずれ災いを招く面倒な人の共通点とは?
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近づいてはいけない人の特徴
今日は、近づいてはいけない人についてお話ししたいと思います。
その特徴の筆頭として挙げられるのは、自分に否があるのに謝れない人です。
人生において実際に謝ったことがないかどうかは本人にしかわかりませんし、本人ですら覚えていないかもしれません。しかし、その人に否があるにもかかわらず謝っている姿をアナタが思い出せないならば、それは要注意です。
自分の否を認められない稚拙な人
世の中には、どうでもいいことは謝れても、他人に被害を及ぼして本当に謝るべきことで謝れない人がいます。
その人独特の防衛本能ともいえますし、意図的な場合もあれば、無意識の場合もありますが、いずれにしても「謝る」ということを徹底的に避けるという独善的な資質を持ち合わせているのです。
自分の否を認めて謝ることは、ある程度の人生経験を積んだ人なら自然にできることですが、それを絶対に避けたいという人がいるわけですね。
自覚がないまま敵をつくりがち
「謝る」という行為にストレスを感じて避けようとする人もいて、そういう人は自分が謝ることを避けて通る方法を選んで生きています。
たとえば、言い訳をしたり、人のせいにしたり、なかったことにしたり、そもそも大したことではないかのように独善的に解釈することもあるでしょう。
被害を受けたほうからすると、けっこう深刻な話でモヤモヤしているのに、笑って済ませようとするような人は特に要注意です。そういう人は、自分の知らないところで敵をつくりがちでもあります。
自覚がない人はタチが悪い
そうした人は、他人にとって重大な問題であっても、自己中心的に考えがちなんですね。自覚できないまま過ごして、周囲に大きな被害をもたらす可能性があります。
もちろん、完璧な人などいませんが、他人に迷惑をかけたのなら謝るのが普通ですし、それが人間関係の基本です。そもそも周りに迷惑をかけたことに自覚がないというのは、近づいてはいけない典型的な人です。
他人に迷惑をかけた自覚がなければ、謝りようがありませんし、いずれまた同じことをくり返します。謝れないし自覚もないというのは、本当にタチが悪いんですね。
アナタの隣の面倒くさい人を
反面教師にして!
謝れない人にはどうしようもない面がたくさんあり、しかもそれを自覚せず、さらには他人のせいにすることもあるという問題のある特性を抱えています。
その人なりの良さはあるかもしれませんが、近づかないのが無難でしょう。明るいキャラクターの人もいるかもしれませんが、深く関わろうとすると、大きな被害を被り、アナタが一方的に傷つく可能性があります。
一方、自分自身に否があるときには、きちんと謝るように心がけたいものです。何でもかんでも些細なことだと考えたり、他人のせいにしたり、言い訳したりするのはよくありませんから、今日の話を反面教師にしてくださいね。