誰でもできるけれど、誰もやっていない「年収1億円の習慣」。年収1億円以上の人の「習慣」には、ある「共通のルール」があります。でも、その「習慣(ルール)」を行うのに、特別な才能もいりませんし、最初にお金が必要になることもありません。誰でもできる「シンプルな習慣」を、あなたが身につけさえすれば、年収1億円は、実現可能なのです。
【年収1億円の習慣】
時間の使い方が劇的に変わる、4つの「山下ルール」
「時間」は有限の人生資源です。時間は誰にでも等しく与えられていますが、その使い方次第で、実力の差は大きく開きます。私の場合、密度の高い仕事をするために、「時間の使い方」に、4つの「山下ルール」を設けています。
【山下ルール(1)】仕事には必ず「短めの期限」を設ける
私は、いつも、「完璧主義」ではなく、「最善主義」で仕事をします。たとえば、企画を考えるときは、「いい企画が浮かぶまで、何時間でも考え続ける」のではなく、「この1時間、集中して企画を考え、1時間後にはひとまず書き上げる」のが私のやり方です。あらかじめ時間を「期限」で区切って仕事をしたほうが、無制限で仕事をするよりも、結果的に質の高い仕事ができるからです。
期限を設定するときは、作業時間にバッファ(余裕)は持たせません。今の自分の実力では「1時間30分かかる」であろう仕事であれば、普通の人は、余裕をもって「2時間」とするでしょう。しかし、山下ルールでは「1時間」という限界の期限を設定しています。こうすることで集中力と緊張感が高まって、時間をムダにすることがありません。「期限」を設けたことで、迷っている時間の余裕がなくなり、決断のスピードが速くなるのです。結果的に、以前まで1日かかっていた仕事が「3時間」でできるようになるのです。